休みの日にはあのコとドライブに行きたい。

ダイエットをしようと思うと、脳が反抗するように食欲を増してくれる。また、妻が妊娠中で産休なので美味しそうな料理を作ってくれて、これまた夕食に沢山食べてしまうのだ。腸内の細菌に人間は支配されているなんていうけど、なんとなく本当にそんな感じがする。大事なのはうるさい、と自制すること。
今日はハヤシライスだった。彼女のは、水っぽくて好みではないけれど、具沢山なので結構好きだったりする。
ダイエットは明日から。

ダイアリー通り、ダイアリーを書いてる。

昨日土曜日は本当にアホな事をした。来週土曜の、日本人学校でやってる本の市に寄贈する本を、つまりは不要な本を空手のついでだと思って日本人学校に持って行ったのだが、そもそも空手がやっていなかった。ちゃんと日程を確認すべきだった。まぁ幸い連絡したタツさんが来ていたので、そこまで時間をロスする事にはならなかったけれど。
今日は、前から決めていたが、ミラノ南西から自転車で帰る。ミラノに出戻ってから初めの方電車通勤していた頃に使っていたボロ自転車をオフィスの部屋にずっと入れていたんだけれど、オフィスの壁が汚れるだの、クソオーナーの文句で同僚が家に持って帰ってくれていた。それをようやく引き取れた。
自転車でどれくらいかかるのかな、と不思議に思っていたが、実際やってみると、本当にミラノは狭いと実感した。なんせ正味1時間半でCorvettoからモンツァまで来られるのだ。しかも高低差殆どないような感じ。実際モンツァの方が少し標高が高くて20mくらいは上るようだが、そんなのあまり感じない。多少のアップダウンは陸地よりも、川とか何かを越える橋の方がきつかった。
ミラノ自体は1時間もかかっていない。モンツァまでの間のセストサンジョバンニが無駄に長い。線路をどこで越えるかも疑問だったので、もしかしたら変なルートを通ったかもしれない。いや、一直線のはずなんだけどなぁ。
最近雨が降ったり止んだりの天気なので、最後は何も隠れるところがないところで天気雨に降られたりした。
これからちょっとした趣味にしたい、と思った矢先、最後の最後で自転車のペダルが壊れるという、何とも呆気ない幕切れ。一応引きずって来たものの、これじゃゴミを苦労して運んだみたいな感じ。うーむ。
そういや、本ブログに書きますが、雨続きのせいか、水曜日は信号機の故障で日本人学校近辺の渋滞がひどかった。フットサルに余裕で間に合うはずが、15分近く遅刻。そういえばあのフットサル場、フットサルメインではなく、ビーチバレーメインだった。ふとバレーやりたくなる。
正直フットサル以外の集まりが欲しい。ぶっちゃけサッカーは経験なくて自分が一番下手なので身体を動かす以外の楽しみがない。キーパーだけやれたら最高なんだけど。サッカーは、日本人の集まりでやるよりも、会社の連中でやる方が楽しかったりする。なんだろう、仲が良いからかな。
まぁ僕がイタリア語がもっと出来てイタリア人の集まりに入れれば、可能性は何だって広がるんだろうけれど。残念ながら僕は海外に来ているのはイタリア人とコミュニケーションをしたいためじゃないのだ。
さて明日はドイツ系は休み。水曜はパルマの展示会。今週はどこかでタツさんにもセッション誘われている、木曜かな。金曜は妻の出産予定日前最後の検診、空手も行かないと。土曜は本の市。日曜は空手の昇級試験。臨月だけれど、まだ出産は来ないで欲しい。義母も再来週から来るし。

Googleマップの3D表示から、過去のしょうもない事を思い出す。日本にいないし、身持ち固まった奴がもう行くところではないので、だからこそ無性にもう一度行ってみたくなるのだ。

最近Googleマップの3D表示にすごくハマっている。結構な広範囲が3D表示されていて、ミラノどころか今のモンツァの家の屋上までも丸見えだし、実家の庭の広さも見られる上、昔勤めていた会社の埼玉の工場も見られる。Google先生のお膝元アメリカなんか、昔住んでいたど田舎のアンドーバーまで見られるわけだ。いやいや、すごい世の中になったもんだ。
実家の近く、どこまで表示されるのかな、と思って見てみたら、少し先の多治見の中心部手前まで表示された。愛知県との県境から少し行ったところ。そんでほんと最低な話なんだが、そういえば内津をはじめとしたあの辺りは昔やんちゃに散策したところなので、まぁ少し懐かしくなって調べてみたら、ある場所はまだまだ残っているようだし、でもある場所は廃業しているのもあるようだった。
でも、名前なんか当然覚えちゃいない。一つだけ思い出が深いものがあって、ひよこだったか、たまごだったか、色々検索掛けてみたのに見つからなくて、若干諦めかけていた頃にようやく見つかったその思い出。ポッポ多治見、という場所。本当にちょうどそのあたりまでギリギリ3D表示されてた。でも残念ながら3Dでは建物は残っちゃいなかったけれど、ストリートビューだとまだ残っていて、跡形もない3Dをどんどん拡大するといきなり建物が出てくる。ちょっと面白い。
回転ベッドがある、妙に昭和ちっくな不思議な場所だった、それだけで妙に記憶に残ってる。楽しかったはずなのにあんまりそれ自体は覚えちゃいない。その場所に行った人と、もう一つのところ(しっかり現存)では結構覚えているのに。
そこは中に駐車するタイプで入っていったのは覚えているが、どんな入り口だったのか覚えていない。とにかくあそこには回転ベッドがあった。最初ははしゃいでいたその人だったのに、いざ回転しながらでいると酔うって言って切られたのも覚えている。僕は下を向いていたから分からなかったんだろう。あの日はGW、彼女の誕生日だったかその次の日だったか。僕が当時別の人と会えないでいるその不満やしたい事をまさにぶつけたのに、色んな事全て聞いてくれたのも覚えている。その後発生する禅問答だって覚えている。
あの日まさにその人を失ったと思う。距離感を適度に保っておけば良かったのだ。「人」という文字が短い画と長い画でお互い寄り掛かるように、あんなに人間的に頼り交わした関係が、そんな事だけで無くなってしまったのだ。10年近く経った後でも似たような事をしているし、僕は本当に進歩がない。
一度だけ、その数年後に偶然再会したその人は相変わらず凛としていた。本当はもっと長々と話したかった。メールアドレスでも聞いて、連絡を取り合いたかった。でも本当に偶然だったので、ほんのちょっとの会話しか出来ず、人生の数あるシーンの中でも、後悔しているシーンの一つだと思う。

閑話休題、しかし何であの辺りはああいうのが多いのだろう。あんな山の中に、車を走らせると唐突に出てくる。森林浴デートの帰りに入っていくのだろうか。そして何で僕もそういう場所に行ったのだろう。確かにあの当時はその人とそういうのを探す遊びをしていたと思う。そしてその当時も同じ事を考えていたと思う。
感傷深くなった割に、ついでにもう一つ、これまた別なんだがこの辺りの山の中の川沿いで、部屋の窓を開けると下に川が流れていたところがあったんだが、これは場所がとんと思い出せない。瀬戸辺りなんだろうけど、瀬戸も東に行くと3Dじゃなくて、やっぱり分からなくなって、もどかしさとほんの少しの悲しさ。もう行けないって思うと、無性に行きたくなる、何で過去にもっと堪能しなかったんだって思う。それはどんな場所にでも。

ヨーロッパの夜に書いているので全て1日前の記述。

昨日一昨日は妻の病院の付き添い。無痛分娩で出産をするので、その前の麻酔科医との面談があり、その前日に血液検査や心電図チェックなどを行うわけだ。流石に麻酔科医とのコミュニケーションを拙いイタリア語で出来ると思えないので、ミラノの日本人内には知られているMさんにお願いする。予約までしてもらう上に、2時間ちょっとで結構なお値段。まぁ必要経費。
基本的に日本人どころかイタリア人医師までもびっくりするのだが、日本だとまだまだ知名度が高くなくてリスクばかりが強調されている無痛分娩。ヨーロッパでは一般的な事なので、実はイタリアの方が日本で行うよりも遥かにリスクが低い。特に無痛分娩で行うと出産後の体調回復も早いので、こちらでは結構勧められることも多い。
でも昨日知ったのが、どうやらこちらの助産師も、やっぱり自然分娩を推奨するらしい。実際麻酔科医の許可が取れても、いざ出産の時には助産師もそんな事の確認すらしないんだとか。それはやっぱり無痛分娩になると医療行為になるので、色々面倒なのだとか。さすがイタリア、面倒という単語が出てくる辺り「イタリアらしい」のだが、そんなイタリアよりも遅れている日本は、たまにどうかと思う。日本は先進国ぶっているけれど、本当はカビの生えた事に囚われている事も多い。それに気付かない限り、今の閉塞感ある現状は打破できない、もしくは閉塞感を感じなくてもその内に頭打ちになるのかと思う。
まぁたかが出産の話。専門家に物申すつもりもない。
今日は一日中仕事。昨日は夜フットサルしに行き、今日は仕事を早めに上がって、妻のマタニティフォトを少し撮影してあげて、そしてちょっと仮眠を取った後ウォーキングメインで運動した。

よう考えれば、なんて書いても大して考えずに書いてる気がするけれど。でもその時の考えを書くだけで、保存したようにその時の空気が蘇ったりする。面白い。

社会人になってこのブログはほとんど書いていなくて、それでもまだ存続していて、たまに投稿してみたりして、たまの日常を記録できたらと思っているけれど、ちょくちょく続いている事が自分の何かしらの記録になるのかな、と思う。でも流石に10年以上前の日記とかなので、妻には内緒だ。
近年は海外駐在、海外転職、結婚、そして来月出産だとか、色んなイベントが盛り沢山。10年前の自分がそんな人生を見たら、まぁ全然かすりも関係しないブログに興味なんて持たなかっただろうけれど、自分がそんなのを過ごしていると知ったらビックリするでしょう。いや、今だってビックリしている。「君の悪いところはふらふらしているところだ」なんてそういえば大学4年の頭に2日だけ付き合った人に言われたな、とよく思い出して、そんなその場しのぎのふらふらで、こんなところまで来るのだ。それで迷惑を掛けた人が複数人いる事だって、もちろん忘れちゃいない。
・・・おっと過去記事を読むと正確には「貴方は心がふらふらしているから、他人に寄りかかられやすいだけだ。」とある。当時は恋愛とか、仕事とか、20代らしい記述ばっかり。
おっと妻が起きてきたので、とりあえずはこんなとこで。

イタリアの携帯電話キャリア会社は頭に来る

日本もそうなのか分からないが、基本的にイタリアの携帯電話サービスは腐っている。とにかくサービスが不明瞭なのだ。
確かにネットで色んな事が出来る点は、さすが欧州、トロくさいネット後進国の日本に比べれば、基本的な事は済む。明細とか、デポジットのチャージなど、家にいながらものの5分で出来る。
問題は、事細かな話になると、何一つ動かないのだ。店舗行ったところで、何もしてくれない。やってくれたとしても、大体が的外れな事をしてくれる。そして困ってるから頼っているお客の事も一切考えず、処理だけ済ませて根本を直そうとする奴はまずいない。
電話したって、イタリア語で混み入った話になると出来ないので、英語話せるか聞いても努力もしてくれない、他の担当者にも代わってくれない。最初から英語で話すようにお願いしても、10分ほどはたらい回し。嫌がらせなのか。
ある時、こんな事があった。デポジットのチャージは簡単に出来るが、何故か妻の携帯が月半ばで止まり、毎月デポジットを要求してきた。そもそも妻の契約は、僕の携帯電話の第2回線で無料のハズ。何で毎回デポジットしなければならないのか、3回問い合わせて、同僚に助けをお願いして、ようやく分かったのが、いつぞやかに規約が変更になり、今後も継続したい人はこっちをクリックみたいなSMSが送られてきたらしい。散々迷惑広告のようにSMSを送ってくるのに、そんな大事な事を同じ回線で送ってくるな、しかも何でサービス継続するのが当然なのに、何もしないと高くつくサービスにしてくるんじゃこら、という感じ。後々Facebookで他の人も同じ不満をぶち撒けて投稿しており、色んな人がそれぞれ似たようなケースをコメントしていた。非常に残念なのが、これが一つのキャリアだけじゃないこと。腐ってる、ほんとうに。

いやはや、本当にストレスが溜まる。何でこれを書いているかというと、今さっき先月分の明細を見ていたら、僕の携帯回線は昨年6月の欧州ローミングフリー以前から高いプランで欧州中500時間通話無料&SMS無制限なのに、何故かイタリアと他欧州で日本に掛ける通話料が10倍くらい違う事に気付いた訳です。日本円にして毎回1万円くらい変わるワケですよ。何じゃいそりゃ、と思いながらも匙を投げて、どうせ会社の支払いだからいいや、と諦めの境地におります。妻の回線も無料だし、実質自分の支払い無料だから変えるに変えれない。
色んな人に言っているが、僕は何も好き好んでイタリアにいるわけじゃない。妻の仕事が万が一無くなったり、子ども関係でイタリアでやって行く事に支障があると思ったら、是が非でも喜んで帰国してやる。唯一気候が良くて、ゴ◯◯◯とかに悩まされないのが最高の点なのだが。。。

なかなか妻の目の前じゃ書けない

リュータリオなんてカッコいい響きですよね。楽器職人さんの事です。イタリアでは一般的な言葉で、同僚にリュータリオの友人とご飯食べに行く、って言うと、へぇ、何の楽器作ってるのその人?と聞いてきたりする。大概がクレモーナに住んでいて、いわゆるジブリ映画「耳をすませば」のヒロイン雫に最後告白する男の子・聖司くんみたいな感じなのだ。あんな甘酸っぱい過去は流石に持ち合わせちゃいないけれど。
僕らの友人のリュータリオさんは、バイオリンを主としているけれど、元々が他の弦楽器をやってきた人で、超マニアックな民俗楽器も作成しちゃう、なかなかいない人。喋りが面白すぎて、会うだけで楽しいのだ。今日、頼んでいたアコギの弦高調整を終えたので、あとミラノで楽器製作に使う木材を仕入れに来たので、ミラノで食事をした。
今日嬉しかったのは、そろそろイタリアから帰国して日本に戻ると思いきや、Partita IVA*1を開こうと思っている、と聞いた。Neroが多いこの国でも*2、やっぱりPartita IVAを持つ事で出来る事が増えるらしい。その分色んな面倒が増えるけれど、まぁつまりはその分儲かっていると言う事なんだろう。難しい職業なだけに、応援したい。
今日行ったレストランAntica Trattoria della Pesaは、ミラノ料理のレストランではかなり美味しかったけれど、値段が高かった。観光地価格で味が良いという感じ。でもトラットリアを名乗る価格帯ではない、あれはリストランテを名乗るべき。

*1:商業税ナンバー、日本のマイナンバーの商業版。会社から個人の自営業まで、みんな一つは持ってる。

*2:つまり税金をわざと発生させないお仕事、政治家とかお金持ちが日本ではよくやっている行為。イタリアでも南イタリアは金持ちが多い。